もの派がコンセプチュアルアートと闘った理由【20世紀】【日本】【ざっくり美術史16】
20世紀中盤はコンセプチュアルアートが全盛の時代 Embed from Getty Images ソル・ルウィット 1960年代流行したコンセプチュアルアートはアイデアアートとも呼ばれますが、アメリカの芸術家ソル・ルウ…
20世紀中盤はコンセプチュアルアートが全盛の時代 Embed from Getty Images ソル・ルウィット 1960年代流行したコンセプチュアルアートはアイデアアートとも呼ばれますが、アメリカの芸術家ソル・ルウ…
ポスト-モダン以前のモダニズムとは 芸術においてのモダニズムは、1860年~1960年のおよそ100年間の、アカデミックな芸術に対抗した多くの作品、表現を広義に指します。この芸術の動向に共通するのは「新しいものの希求」…
特異な芸術家ボイス Embed from Getty Images 1921年ドイツ クレーフェルトに生まれたヨーゼフ・ボイスは、第二次世界大戦中ナチス政権下のドイツ空軍に従軍し、44年クリミア半島上空でソ連軍の迎撃に…
上 ジャン・デュビュッフェ『Soul of the Underground』1958 抽象表現主義と並行した多国籍なアンフォルメル 1945年、パリのドルーアン・ギャラリーで「人質」展を開いたジャン・フォートリエ(18…
ポップアートは、戦後しばらくして、60年代に形作られた芸術です。アメリカにおいて、ネオダダとともに、絵画を主にした「抽象表現主義」に反発した形で現れ、また大量生産、消費生活に肯定的な意味を見出しました。「…
上 ジャクソン・ポロック作『No.5』1948 前の記事では、批評家クレメント・グリーンバーグの絵画論に触れました。今回はグリーンバーグが擁護したアメリカの抽象表現主義までの流れを書きます。 ピカソの絵画 …
抽象画とは何か。今回からは、1940年代にアメリカで興ったアメリカ抽象表現主義と、その運動の中でジャクソン・ポロック等の絵画を擁護し、大きな影響を持った美術評論家のクレメント・グリーンバーグの批評選集をもとに書いていき…
上 カジミール・マレーヴィチ(1879-1935)作 黒い正方形 1913-23 抽象画とは何であるのか。前回の続き。 マレーヴィチとモンドリアンの作品 見出しはロシア帝国領ウクライナ出身のマレーヴィチの作品です。こ…
上 ワシリー・カンディンスキー『縞』1934 今回は、抽象画とは何であるのか、という比較的大きなテーマを、いくつかの記事に分けて書いていきます。 ちゅうしょう 【抽象】 《名・ス他》多くの物や事柄や具体的な概念から、そ…
上 ポール・セザンヌ『リンゴとプリムローズの鉢のある静物』1890 今回はポール・セザンヌについて書いていきます。セザンヌは19世紀、後期印象主義の画家に位置付けられます。この記事でモネについて書きましたが、そこに載…
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